デュッセルドルフで月に一回ずつ開催される2つの人気な蚤の市をご紹介。ヨーロッパでは至る所で蚤の市が開かれていて、アンティークを求め各都市を旅する人も少なくありません。
日本でも近年人気が上がっているアンティーク。ドイツならではの珍しいものや、日本ではなかなか手に入らない希少な品に出会えるかも?!
ドイツ語が苦手でも大丈夫!蚤の市での上手な買い物のコツをお教えします!
\最新情報/
デュッセルドルフの2大 蚤の市!
日本人に有名なグロースマルクトって何?
デュッセルドルフ在住の日本人の間でも人気があった蚤の市「Radschlägermarkt・ラートシュレーガーマルクト」はグロースマルクトと呼ばれる場所で開催されていました。
デュッセルドルフにあるグロースマルクト(Großmarkt)とは、実際には市場の名前で、普段は食材や植物などの卸売がされている場所の事
2024年10月にラートシュレーガーマルクトは移転となり、同月からは「Düsseldorfer Flohmarkt・デュッセルドルファー フローマルクト」が同じ場所グロースマルクトで蚤の市を開催しています。
開催日時と場所
移転された「Radschlägermarkt ・ラートシュレーガーマルクト」と、既存の場所で新たに開催されることになったDüsseldorfer Flohmarkt デュッセルドルファー フローマルクト」。二つの開催情報をご紹介します。
いずれも入場は無料です。
いずれの蚤の市も掘り出し物を見つけ出そうと大勢の人が集まり、熱気に包まれた光景が見られます。
ヨーロッパで初めて蚤の市に行くと、「ガラクタばっかり!」と驚くかもしれません。でもよく見るとお宝が隠れているかも?!
1:Radschlägermarkt ラートシュレーガーマルクト
開催は毎月、第2日曜と決まっていますが、祝日やイベントの関係で第1や3日曜に変更になる場合があります。
Radschlägermarkt ラートシュレーガーマルクト
NEW METRO Düsseldorf, Einfahrt Walter-Eucken-Straße
https://www.radschlaegermarkt-duesseldorf.de
【2025年開催日】
1月12日
2月9日
3月9日
4月13日
5月11日
6月15日
※7月以降の開催日は未定
時間
公式な時間は11時からです。ただし朝早くから商品は並び、開始時間より前に入場している人も多く、実際のところ夏場は8時を過ぎるころから混み合い始めます。特にバイヤーは早朝から入り、出店者が準備をしているところから買い物をスタートして良い商品を狙っているそうです。そして16時頃から片付け始める出店者もいます。
【開催時間】11:00 ー 17:00
公共交通機関
デュッセルドルフのデュッセルタール(Düsseltal)のエリアに位置し公共交通機関でもアクセスが便利!
駅名:D-Schlüterstr./Arbeitsagentur
Uバーン:U72, U73, U83
トラム:709
バス :733, 725
車
駐車場はありません。近くで路駐できるところを探すか、Staufenplatzの駐車場が空いていれば停めて会場まで歩くことが可能です。
2:Düsseldorfer Flohmarkt デュッセルドルファー フローマルクト
こちらも開催は毎月、第1日曜。例外はあります。
Düsseldorfer Flohmarkt(デュッセルドルファー フローマルクト)
Ulmenstr. 275, 40468 Düsseldorf
(Blumengrossmarkt)
https://www.duesseldorfer-flohmarkt.de/
【2025年開催】
2月2日
3月2日
4月6日
5月4日
6月1日
7月6日
8月3日
9月7日
10月5日
11月2日
12月7日
時間
公式な時間は11時からです。ただし朝早くから商品は並び、開始時間より前に入場している人も多く、実際のところ夏場は8時を過ぎるころから混み合い始めます。特にバイヤーは早朝から入り、出店者が準備をしているところから買い物をスタートして良い商品を狙っているそうです。そして16時頃から片付け始める出店者もいます。
【開催時間】11:00 ー 17:00
公共交通機関
デュッセルドルフのデーレンドルフ(derendorf)のエリアに位置し、車でも公共交通機関でもアクセスが便利!
最寄り駅を降りると、すぐに入口が見えてきます。入口に入る前からすでに路面にシートを引いて出店している人もいるほど!
トラム:705、707
バス :729、807
最寄り駅はかなり混雑します。日曜日の運行は本数も少ないので前もってチェックしておきましょう。オーバーカッセル方面から訪れる場合には834のバスが停まる、一駅手前の停留所から歩くのも便利です。
バス :834
普段はM2バスも停まりますが、日曜日は運休ですので要注意です。
車
駐車場が利用可能です。グロースマルクトの正面入り口から入り、係員の誘導に従って進みます。入り口前は1㎞ほどの渋滞ができていますので、時間には余裕を持ってお出かけください。
駐車場料金: 1日4ユーロ
買い物のコツと注意点
せっかく来た蚤の市。何か戦利品を見つけて帰りたい!!そんな時は念入りな下準備が必要です。
ドイツやデュッセルドルフの情報をインスタグラムでたくさん投稿されている、@deutschland_life0822さんのように、グロースマルクトで素敵なアンティークの品に出会えるかも?!
戦利品を見つける方法
蚤の市初心者は、ゆっくり見て回るだけでも観光気分で充分楽しめます。「こんなものまで売るの?!」というようなガラクタから、鑑定に出したくなるような骨董品など、目移りするほどの物の数!
慣れてきたら、事前にほしい物のリストを作り、相場と希望価格を事前調査して当日に挑みましょう!
多くの日本人が狙っているアンティーク食器。ドイツのビレロイボッホ(Villeroy&Boch)や人気のアラビア(ARABIA)なども良く探せばどこかに潜んでいるかもしれません。
この数のスタンドと商品をすべてくまなく探すのは大変!そんな時は欲しい物リストを簡単なドイツ語で書き、似たような商品を置いている店主に「これはありますか?」と直接聞くのが最速!
欲しいものが見つかったら、金額を確認し、値引き交渉をしてみましょう。値引き交渉は蚤の市やフリーマーケットの醍醐味です。
値引き交渉
日本にいると、値引き交渉をする機会なんてほとんどありません。これもドイツでの思い出の一つとして恥を忘れ、いざ値引き交渉に挑みましょう。
物や金額にもよりますが10-30%ほどの割引が妥当です。2ユーロくらいのものなら1ユーロへの交渉もOK!
5ユーロの物を2つ買うから8ユーロにして!?
売る側も買う側も気持ちよく、お得に成立するような金額を見つけましょう!例えば20ユーロの品なら。。。
私:ユーロにしてくれない?
店主:ダメダメ。18ユーロならいいよ
私:うーん、じゃぁ17ユーロならどう?
店主:OK!それならいいよ!
食事
ソーセージやパン、ポメス(フライドポテト)などのフードトラックがたくさん出ています。
お手洗いもありますので、1日かけてじっくり散策が可能です。
メトロのラートシュレーガーマルクトのフートエリアにはたこ焼き屋さんも出ていました♪
注意点
NOTE1 蚤の市では当然、中古品や新品でも長く自宅などで保管されていたものが売られているため、購入の際は必ず、商品にダメージがないか確認しましょう。特に動作確認のできない電化製品などはリスキーです。
NOTE2 ブランド商品は類似品や偽物が混じっている場合もありますので要チェック。原則返品はできません。
NOTE3 大変混雑します。買い物に集中しすぎてスリに合わないよう注意が必要です。
NOTE4 支払いは現金のみ。数ユーロの買い物に50ユーロ札などは嫌がられるので小銭を用意しましょう。最近ではPaypalならOKというお店も。
使える初級ドイツ語
ドイツ語が分からない、でも店主のおじさんは英語も通じない…。なんて時も大丈夫!
数字と簡単な単語だけでやり取りしてみましょう!
まずは文法や前置詞は忘れ、初級用に簡単な単語だけで紹介しています。
- フリーマーケット・蚤の市=flohmarkt(フローマルクト)、Trödelmarkt(トゥーデルマルクト)
- いくらですか?=Was kostet das? (ヴァス コステット ダス?)
- 2ユーロでもいい?=zwei Euro, Okey?(ツヴァイ オイロ、オーケー?)
- 両方買います= Ich kaufe beides (イッヒ カウフェ バイデス)
- もう少し考えます= überlege noch (ウーバーレーゲ ノッホ)
アンティークマーケットで運試し!
アンティークや食器好きの人なら、一度は行ってみたいデュッセルドルフのグロースマルクト。
戦利品に出会えるかどうかは、運にもよります。欲しいものが見つからなくても翌月にはまた全く違う商品が並びますので諦めずに探してみましょう。
花瓶やインテリアなど大きなものを買う時は、こんなカートがあると便利。
\普段の買い物にも便利/
買い物カートEinkaufstrolley