「行ってみたい場所」にオランダのキューケンホフ公園がランクインしている方も多いのではないでしょうか?
特にドイツ・デュッセルドルフ近郊からは、オランダはそれほど遠い国ではありません。
壮大な敷地に咲き乱れるチューリップを一目見ようと、世界中から団体客が訪れます賑わいます。
1年に2か月ほどのみ開園しているキューケンホフ公園。今年は訪れてみませんか?
キューケンホフ公園とは?
キューケンホフ公園(Keukenhof)の歴史は長く、1949年に開園され世界各地から多くの観光客が集まり、訪問者の約80%が海外から来ているそうです。
開園時期は毎年、3月中旬から5月中旬と言われ、この時期になると、日本からもオランダを含めたヨーロッパ周遊ツアーなどが組まれるようになります。まさにオランダのハイシーズンと言えるでしょう。
そして32ヘクタールもの敷地に、毎年約700万球の花の球根が植えられ、その花が咲く頃にはまるでチューリップのカーペットが敷かれているような光景に。色とりどりのチューリップはもちろん、園内には春に咲く花が一面に植えられていて、見渡す限りの花々はオランダに長い冬の終わりを告げてくれているかのようです。

公式サイト Keukenhof Holland
2023年 開園情報
2023年 3月23日(木)~5月14日(日) 開園時間:毎日 8:00 ~ 19:30
場所&アクセス
住所
Stationsweg 166A
2161 AM Lisse オランダ
車でのアクセス
所要時間
デュッセルドルフからの距離は約250㎞、スムーズにいけば2時間半ー3時間ほどでアクセス可能ですが、混雑が予想される時間帯は3時間以上は見込んでおく必要があります。
オランダの高速道路(アウトバーン)はドイツと異なり、速度制限が設けられていますのでご注意ください。
駐車場
入場口(エントランス)の手前に広い駐車場があり、1台につき6ユーロで駐車が可能です。
駐車場チケット(Parkschein)は事前にオンラインで購入が可能ですので、入場チケットと一緒に購入しておきましょう。
交通公共機関でのアクセス
列車などでのアクセスはまず、アムステルダム中央駅(Amsterdam Central Station)またはスキポール空港(Schiphol Airport)へ列車で移動して、キューケンホフ公園行のバスに乗り換える方法がほとんどです。
\ドイツ発着ならDB/
アムステルダム経由
【デュッセルドルフ発の場合】
デュッセルドルフ中央駅 ⇒ アムステルダム中央駅 ⇒ M52でEuropaplein ⇒ キューケンホフ公園行バス(852)
※ルートの一例です。
スキポール空港経由
【デュッセルドルフ発の場合】
デュッセルドルフ中央駅 ⇒ ユトレヒト中央駅 ⇒ スキポール空港 ⇒ キューケンホフ公園行バス(858)
※ルートの一例です。
※バスはキューケンホフ公園の少し手前のバス停にて停車し、入り口までは数分徒歩での移動となります。
コンビチケットが絶対お得!
入園チケットの購入時に往復バスもセットになったコンビチケットを購入するのがお得です。

- コンビチケット大人 € 36,00
- コンビチケット子供 (4-17 歳) € 17,50
- 3歳以下の子供は無料
- バスのみ € 17,00
- コンビチケット大人 € 31,00
- コンビチケット子供 (4-17 歳) € 17,50
- 3歳以下の子供は無料
- バスのみ € 12,00
各地の詳しいバスの乗り場はこちらにてご確認ください。
キューケンホフ入園チケット購入

- 入場大人 € 19,00
- 子供 (4-17 歳) € 9,00
- 3歳以下の子供は無料
日付を選択して、人数を入力し購入へ進みます。
QRコードのついたeチケットですので、携帯に保存しておきましょう。

土日のチケットは売り切れる場合がありますので、お早目の購入がおすすめです。
見どころ


キューケンホフ公園はただチューリップが咲いているだけの自然公園ではありません。
パビリオンの中で展示されているフラワーショーや、オランダの風景には欠かせない風車も見る事ができます。
開園期間中は、気候により開花状況は異なりますが、園内どこにもチューリップが咲いていない!なんてことにならないように、開花時期の違う種類の花をまんべんなく植えてあるようです。
子供も楽しめる
園内には遊具のある公園も設備されていて、ミッフィー好きにはたまらないミッフィーの遊具も!
動物に触れあえるコーナーや、木の迷路など、小さな子供も楽しめる設備が盛りだくさんです。
食事
食事のできるレストラン(フードコート)や、軽食のとれるカフェ、アイスやフルーツなどのスナックが売られている屋台などが充実!
広い園内を歩き回るとかなり疲れますので、少し休憩のできる場所があるのは嬉しいです。
チューリップの見ごろ
花の見ごろの予測は難しいですが、開始直後~4月上旬ではまだちょっと早すぎて、5月に入ると終わりに近づいているとも言われています。
2023年の様子ではイースター休暇中はまだ少し早かった…という声もチラホラ。
園外の畑が綺麗!


キューケンホフ公園に行くまでの道中には、広大な敷地に広がる花畑が並んでいます。まさに花のじゅうたんのようなチューリップ畑は、「キューケンホフ公園よりおすすめ!」なんて噂も。
畑のチューリップは販売用のため、比較的早い時期に刈られてしまうので、後半にはもう見られないかもしれません。また、畑の中に入って写真撮影をしている観光客も多いですが、個人の敷地なので中に入るのは控えましょう。
おすすめのお土産
オランダならではのお土産グッツは、キューケンホフでも揃います。
木で作られたチューリップもとても可愛らしく、インテリアとしても、プレゼントとしても是非持ち帰りたい雑貨の一つです。母の日のプレゼントにも♪
他にもデルフトの食器や、ミッフィーグッツなどお土産も魅力ですが、自宅に庭やバルコニーのある方には是非、花の球根がおすすめです。なんと言ってもオランダの球根は安い!種類によってはドイツの約半額くらいで購入できるので、好きな色や珍しい形のチューリップなど自宅で育ててみてはいかがでしょうか?
まとめ


2020年、2021年と2年間、コロナ過により休園を余儀なくされ、オランダのチューリップは人目に触れることなくシーズンを終えてしまいました。そして昨年再開し、今年2023年もまた、キューケンホフ公園の花を一目見ようとたくさんの人が国内外から集まります。
キューケンホフだけでなく、宿泊を兼ねて、アムステルダムの見学などもおすすめです。春のオランダはとても気候も良く、街中に咲く花々がアムステルダムの街並みをより引き立てる美しい風景です。



