10月11日よりビザ免除措置が再開されました!
対象国はこちらより→ 外務省ビザ免除国・地域(短期滞在)
こちらは免除措置が再開される前の記事です。
2022年6月より外国人の新規日本入国についての緩和(入国制限の見直し)が実施されました。
コロナ過以来、ドイツ在住で外国人配偶者がいる日本人が一時帰国について、一番ストレスを感じていたビザの申請。
制限の緩和によってこれから一時帰国への準備が少しだけスムーズになります!
「外国人」「日本入国ビザ」と検索すると無数の情報がでてきて困っていませんか?
外務省や厚生労働省のサイトを読み漁っても、情報がありすぎてわからない!…という方のために申請に必要な書類や方法をまとめました。
ドイツ人の配偶者が必要なビザとは?
ドイツ在住でドイツ人の配偶者または子供が、日本へ一時帰国をするために、入国ビザが必要とされています。
新規外国人の入国に制限のある現在、日本へ行くための申請条件や種類はいろいろありますが、厚生労働省が発令している「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否について」に記載される、
2 特段の事情
イ 日本人・永住者の配偶者又は子
に当てはまります。
日本へ渡航する計画
「半年後には日本へ行きたいし、早いけどビザを申請しておこう!」
「今週末、一時帰国をしようか」
…というのはNG。
ビザは発行日より3か月以内に入国しなければならない。という期限があります。
また、申請からビザ発行まで最短1週間かかりますので、渡航日まで余裕を持って申請しましょう。
まずは、しっかりと日本へ行く計画を立ててください。
ビザの申請流れ
日本渡航が決まったら準備を始めます。
必要書類
必要な書類は以下の通りとなりますが、規制や条件は変動しますので、念のため大使館・領事館にご確認ください。
ビザ申請書 Visaantragsformular
申請書をこちらのリンクからダウンロード
ダウンロード Visaantragsformular
パスポート Reisepass
申請者本人のパスポートの原本
パスポートはそのまま預けたままになりますので、受理されるまでの間、パスポートは手元にない状態となります。ご主張などのご予定にはお気を付けください。
証明写真 Passfoto
パスポートと同じサイズの証明写真。
ドイツならdmなどのドラッグストアでも撮影もしてもらえます。
戸籍謄本 Aktueller Auszug
日本人配偶者の戸籍謄本3か月以内に発行されたもの(出発の際も必要になるのでお忘れなく!)
デュッセルドルフ領事館によると、ビザ申請時は戸籍謄本のコピーでも可能
ただし、出発の際には原本が必要になるのでいずれにしても、日本から送ってもらう必要があります。
申請方法
書類が揃ったらいよいよ申請です。居住地によって管轄の日本大使館や領事館は異なりますので、事前にご確認ください。
提出
本人が来館
本人が直接申請
書類をもって来館し申請する。
代理人が来館
代理申請
やむを得ない理由で本人が申請に行けない場合は、事前に大使館・領事館に連絡したうえで、代理人が委任状を持って来館し申請する
ダウンロード 書き方の例はこちら委任状サンプル
郵送で申請
書類を郵送
やむを得ない理由で大使館・領事館へ出向くことができない場合、書類を郵送で送ることも可能。(事前にその旨必ず連絡してください
・必要書類をすべて一緒に郵送する
・パスポート原本もあるので書留などが良い
・審査後パスポートを返送するための、返送用封筒と送付ラベルまたは切手を同封
・発送形態はどんなものでも良いが、紛失・破損などの場合、大使館・領事館は責任はとれない
ドイツの郵便事情を考慮すると、発送申請はお勧めできませんが、どうしてもの場合は事前に大使館に相談してから、郵送申請してください
査証代は無料
ビザ代金は無料。
取得までの期間
2022年6月現在、デュッセルドルフ領事館の場合は約1週間ほどで受理できるそうです。
混み具合によっては長くかかる場合もあります。
パスポート受取
審査が完了するとビザ交付が受理されたか否かの連絡が、メールまたは電話にて入ります。
大使館・領事館に来館し受け取りをする場合は必ず本人が出向いてください。
受け取ったらパスポートに貼り付けてある、日本入国ビザにミスがないか確認しておくと安心です。
まとめ
一時期は外国人配偶者ですら入国が認められないことがありました。
ようやくビザ申請だけでなく入国自体も規制が緩和され、少しづつまた日本への一時帰国がしやすくなりました。
現在はロシア・ウクライナ情勢の問題もありますが、どんな時期でも、「里帰りは行けるときに行っておくべき」という事を実感します。
2022年6月より以前、緩和されるまでのビザ申請については以下の通りでした。この時から、さらに変更になっています。いくつかの書類が不必要になりましたので、今回の記事で再度見直ししています。