デュッセルドルフの夏の大イベント「Kirmes キルメス」が今年2022年は開催!
コロナ過による過去2年間の開催中止を経て、夏のライン川がまた煌びやかに盛り上がります。
これがないと、デュッセルドルフに夏が来た気がしない!
たった10日間だけ登場する、移動遊園地キルメスの基本情報と魅力をご紹介します。
楽しみに待っていた人も、まだ一度も行ったことがない人も、今年は夏のキルメスへGO!
キルメスは夏の風物詩

日本の夏と言えば、「夏祭り」、「花火大会」ですが、ドイツ・デュッセルドルフの夏と言えば、ライン川の移動遊園地「Kirmes キルメス」です。
今年もライン川のオーバーカッセル側である、美しい場所に大きな移動遊園地が登場。約700年もの間、ライン川はキルメスの舞台となっています。約165,000平方メートルもの面積で、この大きな遊園地がどのように運ばれて組み立てられているのか、毎回とても不思議です。

開催情報
どこで?
Kaiser-Wilhelm-Ring 49, 40545 Düsseldorf
Oberkasseler Rheinwiesen
ライン川沿い(Luegplatz停留所下車)
アクセス
U70、U74、U75、U76、U77で、Luegplatz停留所にて下車。
そこからは堂々と目立っているキルメスに向かって歩けば迷うことは絶対にありません。

最寄りの停留所はかなり混み合います。1ー2駅前で下車して歩くのがポイント。遠目にキルメスの綺麗な景色も眺めることができます。
いつ?
開催日:
7月15日(金)ー 7月24日(日)
開園時間:
月曜日ー木曜日 / 14時ー0時
金曜日 / 13時ー2時(深夜)
土曜日 / 13時ー2時(深夜)
日曜日 / 11時ー0時
公式情報 Öffnungszeiten der Kirmes
料金
入場料はかかりません。
各乗り物で直接支払うシステムです。(4-6ユーロくらいのものから、10ユーロ以上するものもあり、金額は乗り物によって異なります。)
見どころ


乗り物
絶叫系の乗りものも多く、日本の遊園地に比べて激しめ?!絶叫マシン好きな人なら絶対楽しめる乗り物が満載です。
「Hangover-The Tower」
85メートルの高さで世界で最も高い移動可能なフリーフォールタワー。
「Break Dance」
長年人気のある、激しく揺れて回るメリーゴーランド「ブレイクダンス」。
「Infinity」
360度スイングするゴンドラ「インフィニティ」は高さ65メートル!
「Höllenblitz」
世界最大の屋内ジェットコースター 。
「Bayern Tower」
デュッセルドルフのプレミアは、10万個のLEDライトで照らされた鮮やかな塗装の「バイエルンタワー」。
73メートルの高さから、チェーンに繋がれて回転しながら飛び、まさにアドレナリン中毒者のためのものです。


食べ物屋台
ZumSchlüsselやSchumacherなどのデュッセルドルフのビールはもちろん!


食事はソーセージやフラムクーヘン、ドイツの屋台ならどこにでもあるものはなんでも揃っています。甘いものも。
テーブルもあるので空いていれば利用できます。


キルメスMAP
どこに何があるか事前に知りたい!という方はPDFのMAPをご参照ください。
お手洗い
トイレもあるので安心です。チップが必要ですので、小銭を用意しておきましょう。
ハイライト花火


花火:7月22日(金)23時から約25分
今年は例年よりも少し遅めのスタート。できるだけ混雑を減らす対策とも言われています。
ライン川を渡る2つの橋「Kniebrücke」と「OberkasselerBrücke」は花火開催中、安全上の理由から道路部分が閉鎖され、車や自転車は通行不可。そのため、歩行者は橋の上からも花火を見ることができ、真っ暗なライン川の空に咲く花火の景色は絶景です。
気を付けること


7/18はピンクマンデー
キルメスマンデーと呼ばれる月曜日は、ピンクマンデーとも言われ、伝統的なLGBTのイベントが行われるため、17時から深夜1時は、10日間で一番混み合う日と予想されています。
スリに注意
毎年スリが多発しています。貴重品の管理には注意してください。
熱中症対策
今年のキルメスの10日間、デュッセルドルフは猛暑の予測。しっかりと水分補給と紫外線対策を行い、特に子供は熱中症にならないよう注意しましょう。


子連れ
夕方以降は特に混み合います。子供とおでかけの際は、最初に迷子になってしまった時の待ち合わせポイントを相談しておくと安心です。
日が長く、子連れでもついつい夜遊びしたくなりがちですが、夜は酔っ払いも増え、若者のケンカなどに巻き込まれないよう気を付けてください。
キルメスで夏の思い出
2年間の中止の後、ラインキルメスの開催を心待ちにしていた人も多いはず。今年は特に9ユーロチケットで遠方からの訪問者も多い予感もしています。できるだけ混み合わない時間を狙って、楽しい夏の思い出を作りましょう!