ドイツの夏、暑い日の必需品｜おすすめ日焼け止めや子供の熱中症対策｜虫よけ・マダニ予防

比較的過ごしやすいドイツの夏ですが、それでも近年では30度を超える猛暑日も多く、しっかり紫外線予防や熱中症などの対策をする必要があります。

夏のおでかけの際におすすめのアイテムをご紹介します。

夏のドイツ注意点

デュッセルドルフ平均気温

デュッセルドルフの夏には毎年大きな気温差があります。
近年では日本を思い出せるような猛暑が続いたこともあり、エアコンがあまり完備されていないドイツでは厳しい夏となりました。

ドイツの統計会社の調べによると2023年の5月の平均日照時間は昨年及び例年の平均よりも大きく上回り、日差しの強い日が続いたそうです。

日本に比べると湿度の低いドイツでは、外でも日陰に入れば涼しく感じられることもあり、外で過ごす時間も長くなります。
涼しいからと言って日差し対策を怠っていると、熱中症の危険もありますので、特に自分で調整のできない小さな子供には充分に紫外線や暑さへの対策を心がけましょう。

夏の必須アイテム

日本でなら使い慣れた日焼け止めクリームが手に入るのに…。と悩んだことはありませんか？
ヨーロッパ・ドイツでも買える日焼け止めクリームや、虫よけスプレーなどをまとめてみました。

日焼け止めクリーム

ラ ロッシュ ポゼ

ビアリッツ

ユーセリン

BIO日焼け止めの注意点

ドイツと言えばBIO（オーガニック）の商品が多いことで知られていますが、ドラッグストアにはBIOの子供用日焼け止めクリームもずらりと並んでいます。
肌への負担も少なく良質なものばかりですが、その多くがクリームの伸びが悪く、子供の顔が真っ白に…。笑　店舗で購入の際はテスターなどで実際にお試ししてからの方がいいかもしれません。

虫よけ・マダニ予防

日本に比べると、ドイツでは蚊やその他の虫はそれほど多くありませんが、それでもドイツ特融の虫が夏になると増えてきます。
特に日本人には認識の薄い「マダニ（Zecken）」。ドイツで生息が多い地域ではマダニの予防接種を受けている人も多く、嚙まれるとウィルス感染症を発症することもあり、注意喚起がでています。

デュッセルドルフは現時点では危険エリアに指定されていませんが、今年、隣町のSolingen（ゾーリンゲン）がNRW州初めての危険区域となりました。
ハイキングや公園など、自然の多いエリアへのおでかけには、虫よけスプレーを持参するようにしましょう。

Zedan ツェーダン

Doctan ドクタン

ぼうし

ドイツの子供たちは、日本人に比べて、日光による肌への負担が多く、親たちは必死になって子供に帽子をかぶらせます。
日本の幼稚園などで使われる、ネックガードのついた帽子はドイツでも購入できますので、幼稚園に持参させたり、水遊びする際など、特に小さな子供にはネックガード付きがおすすめです。

Sterntaler

ひんやりアイテム

日本なら、首から冷却タオルをかけたり、モバイル扇風機を持ち歩いたり、ひんやりアイテムは多いですが、ドイツにも暑い日に使えそうな似たような商品が出ています。

ウォーターミスト扇風機

◆Handventilator mit Sprühflasche
水のミストを出すスプレーボトルに扇風機がついています。
ひんやりして子供も大好きな商品。暑い日の公園遊びに持参すると周りにも大人気！

USBミニ扇風機

◆Mini Ventilator Stativ-Clip
クリップになっているので、ベビーカーにつけることができます。
汗をかきやすい赤ちゃんにおすすめ◎

首掛け扇風機

◆Tragbarer Nackenventilator
ドイツにもちゃんとありました！首掛け扇風機。
猛暑の日にこれを付けて涼しい顔で歩いていたら、注目されること間違いなし！

まとめ

夏のおすすめアイテム、いかがでしたでしょうか？
ドイツでは長い冬が明けて、暑い夏が来るのを誰もが待ち遠しく、楽しみにしています。

日照時間が長く、いつまでも外でおでかけしたくなるドイツの夏。快適に過ごすためにも、しっかりとおでかけの準備をしましょう