幼児ふたり(5歳、2歳)を連れて日本入国。
関空日航ホテルで隔離6日間の生活が始まりました。
運動系のあそび
我が家の姉妹は女の子と思えないほどのワンパクぶりで、小さな作業を集中して行う遊びよりも、とにかく体を動かすことが大好き。
家にいても、常に動き回り、マット運動をしたり、踊ったりしているので、ホテル隔離の間も放っておいても自分たちで勝手に動くだろう、と思い運動不足の心配は逆にありませんでした。
子供たちが自分で考えた、隔離中でも汗だくで遊べるスポーツをご紹介します!
風船ボクシング
持ち運びするには空気のように軽い風船がおすすめ!ドイツから持参した風船をいくつか膨らまし、洗濯紐用に持ってきた毛糸に結んで垂らせば、風船で簡単にボクシングのパンチングボールが出来上がり。
パンチしたりキックしたり、近所の部屋に騒音の迷惑をかける心配のない遊びで、夜でも気軽にできます。
次女もここを走って、行ったり来たり、大はしゃぎで楽しみました。
ストップダンス
これは我が家でテッパンのアクティビティ。
スマホやタブレットで、激しめのダンスミュージックを再生して、子供たちに好きなように踊らせます。親も一緒に踊ることで、子供たちのテンションはマックス!
数秒踊って、突然ミュージックをSTOP! 同時に体もSTOP!
その瞬間に「動いたら負け~」、という単純な遊びです。
我が家の子供たちはこれで毎回間違いなく汗だくになります。
うちはかなり激しめに踊るので、足音が気になり、飛び跳ねは禁止というルールをこの時だけ追加しました。
ソファからのベッドダイブ
これはアクティブな子供なら、教えなくても勝手にやっていることでしょう。
ソファからベッドに向かってダイブをしながら、でんぐり返し(前転)をし数えながら繰り返します。
背もたれをベッド側につけることで、転倒を防止。
2歳の次女も、ソファによじ登ってベッドにダイブを繰り返しながらマット運動をして、ケラケラ笑って楽しそうでした。
ベッドから転落することないように、目を離さないようにしていたので、子供は楽しそうに遊んでいましたが、私は落ち着いて休む暇がなかったのが難点です。
インドア系のあそび
多くの女児と違い、お絵かきや細かい作業には、まったく集中力が欠ける我が家の娘たち…。こちらの集中系の遊びについては逆に念入りに事前準備をしなければなりませんでした。
あって良かったオモチャ
ドイツから持参した軽いもの
できるだけ軽く、かさ張らないものを用意。
- モール
- ビーズ
モールで眼鏡や王冠を作ったり、残ったモールはビーズを使ってブレスレットを作成。2歳でもモールを使えばビーズ遊びが可能です。 - レゴ
レゴは最小限にして小袋で持参。これは最後まで開封されることなく、使われませんでした。 - 筆記用具
- 薄い子供用雑誌
本でなく、雑誌にしたのはフライトや隔離ホテルで最後に捨てていきたかったから。
母や友人が差し入れしてくれたもの
日本のおもちゃはどれも物珍しく、特に友人が送ってくれた100均のおもちゃの日本らしいカラフルな色合いにも大興奮!
母は個包装して、アドベントカレンダーのように毎日一つづつ開けるスタイルにしてくれていました。
- 車のオモチャ
不要になった紙を並べて、道路を作り車を走らせ盛り上がりました! - 粘土 大ヒット
これがうちの長女は一番集中していました!出来上がったもので、カフェごっこもできて一石二鳥。 - お絵かきセット
- リカちゃん風の着せ替え人形
- 100均のままごとセット
- シールブック 大ヒット
2歳児の集中力にはやっぱりこれ!たくさん送ってくれたので出し惜しみなく、使わせました。シールをお買い物ごっこのお金替わりや、列車ごっこのチケット替わりにも。 - 魔法のスティック
音のなる優れもの。これで姉妹で魔法をかけあい、動物に変身して成りきって遊びました。
お勉強、知育系の遊び
すごろくゲーム
無料ダウンロードで印刷したもの。
https://happylilac.net/sugoroku.html
ひらがな遊び
ドイツで有名な「にほんごToiro」の無料教材を印刷して持参。
知育の本を1冊丸ごと持参するより軽量で助かります。
ドイツの知育ブック
間違い探しや、迷路など、1枚づつ外せるので必要な枚数だけ持参できます。
Rätselblock ab 5 Jahre
ホテル隔離6日間を終了!
1日のスケジュールを大まかにたてておくことが、ダラダラした1日にならない秘訣だったと思います。
運動系、作業系、知育系と子供のやる気と気分に合わせて、遊びを提案してみました。時々、ドイツの家族や友達とビデオチャットをして助けられたことも。
待ってくれていた実家の母とは毎日のようにLineでビデオトークをして気を紛らわせました。
次女がまだお昼寝をするので、その1-1,5時間の間のみ、上の子にiPadを渡して、事前にAmazon Primeでダウンロードした動画をみせていました。
Amazonなどドイツで取得した動画は日本では再生できない仕組みのため、iPadは常に機内モードにしておく必要があります。
適度の運動と、短時間の動画鑑賞で、隔離中の子供の生活リズムも整い、時差ボケはあっという間に治り、夜もぐっすり眠ってくれました。
ただ次女がまだ2歳、ということもあり、遊ぶのも何するのも手伝いが必要…。(集中時間は数分のみ)
そのため、自分時間というのはほぼ全く取れないのが難点でした。
それでも、「食事の支度も他の家事もしなくて良い、子供とただただ向き合い遊ぶ生活」というのは、恐らくこれが最初で最後でしょう。