新型コロナウイルスに関する水際対策について、海外在住者や海外旅行を予定している人にとって、嬉しいニュースが飛び込んできました。
「9月7日より日本帰国・入国の PCR検査証明書の提示が不要!」
日本政府は2022年8月24日、日本への入国や帰国時に求めている出発前のPCR検査による陰性証明について、「9月7日より入国前72時間以内の陰性検査に代えて、ワクチン接種証明の利用を可能とする」と発表。
今回の記事では日本からの朗報を元に、2022年9月25日現在で、何が決定しているのかまとめています。
9月14日付で「水際対策強化に係る新たな措置」のQ&Aが更新されています。
9月7日~日本入国
検査証明書の提示が不要
これまでは、海外から日本入国・帰国の際、入国者すべての方を対象に検査証明書(現地出発72時間前以内のPCR検査陰性証明書)の提示が義務付けられていました。
今回の緩和のポイント
8月24日の発表では、2022年9月7日以降に日本へ帰国・入国の場合、ワクチン接種3回目が完了している方に限り、検査証明書(PCR陰性証明)の提示が免除されることとなりました。
これでやっと日本帰国が少し楽になりますね!
PCR検査証明書が必要な人とは?
9月7日前に入国の場合
9月6日までの入国にはこれまでどおりの規制で、すべての人がPCR検査証明書は必要です。
Q:9月6日にドイツを出発し、7日に日本到着しますがPCRは必要ですか?
9月7日の0時以降であれば、ワクチン3回接種でPCR不要です。
ただし、当日のチェックインの際に、航空会社(特に日系以外)の場合はまだ情報が周知されていない可能性があります。
こちらより厚生労働省が発行している英文の文書がダウンロード可能ですので、これをプリントアウトまたは携帯などに保存しておくと、万一チェックインスタッフが規制の改定を知らされていなくても、説明することができます。
PDF:9月7日以降の規制改正(英語)
参考:厚生労働省
ワクチン未接種の場合
これまでどおりのPCR検査が必要です。
ワクチン未接種の子供
ワクチン接種をしていない子供についても緩和されました。
厚生労働省のQ&Aを参照しています。
有効なワクチン接種証明書を保持していない 18 歳未満の子供については、有効な接種証明書を保持する同居する親等の監護者が同伴し、当該子供の行動管理を行っている場合は、特例的に、有効な接種証明書を保持する者として取り扱い、当該監護者と同様の陰性証明書の免除が認められることになります。
※接種証明書を保持していない 18 歳未満の子供が単独で(接種証明書を保持する保護者の同伴なしで)入国する場合には、上記の特例は認められません。
厚生労働省のQ&A
ファストトラックはどう変わる?
My SOSアプリで登録すべきファストトラックも少し変わりました。
ワクチン証明書を登録して数十分~数時間で承認アナウンスが届きます。
ワクチン証明書が登録されたら、これまでは赤色だった画面が青色に変わり、ファストトラックの登録は完了です。
「出国前72時間以内の陰性証明」の欄は「登録してください」のままなので、こちらは「〇無」にチェックして登録を終えます。
\ファストトラックの登録で迷ったら、、、/
最新の日本水際措置まとめ
「PCR検査が不要になる」というだけで、日本への帰国の道がぐっと近くなったような気がしますよね。
他にも「1日あたりの入国者数の上限」や「外国人のビザ」、「観光制限」なども改定になりました。海外在住者の一時帰国はもちろん、今後は外国人の日本入国もさらに増えることを期待しています。