いよいよ日本への本帰国が決まった…。海外生活の思い出がいっぱい詰まった部屋で、「あれ、何か荷物増えてない?」「どう手を付けてよいのかわからない」という方に是非読んで欲しいスムーズな荷物梱包についてご紹介します。
今回は「ドイツに在住し、日本へ本帰国または他国への引越を経験された方々」にアンケートにお答えいただき、たくさんの経験談や荷造りのコツを教えていただきました!経験者だからわかる困ったことや、やって良かったことをまとめて、こちらの記事で公開!
また、今回は引越のプロ「NXドイツ(日本通運)」さんにも協力いただき、荷造りのノウハウを教えていただきましたので、本帰国準備のご参考にしてください!
引越が決まったらすぐすることや業者選びのコツはこちらの記事⇩⇩⇩
海外引越の荷物についてよくある質問
まずは荷物の仕分けや梱包について多い質問をまとめました。このポイントを中心に引越の計画を立てましょう!
1. どの荷物を持っていくべきか?
多くの方が、海外での生活で集まった物品の中で、何を日本に持ち帰るか、処分するかを迷います。特に、大型家具は日本の住居スペースを考慮する必要があります。まずは大きなものから「処分か、持ち帰りか」をよく検討しましょう。
2. 梱包は業者が行ってくれるの?
海外引越の場合、多くの業者が梱包サービスを提供しています。しかし、トラブルを避けるため貴重品や重要書類は自分で梱包・管理しましょう。また、自分で梱包した荷物は保険の対象外になることがあるため、業者に依頼時に詳しく確認してください。
3. 持込み制限や禁止品は?調べ方が分からない
食品、アルコール、化学物質など、輸入制限がかかる品目については事前に確認が必要です。しかし、禁止品及び制限のあるものは、「危険物」「ワシントン条約」「植物」「食品」、「医療品」など項目も多く、さらに常に新しく更新されています。日本の税関規制に従い、梱包禁止品や許可が必要な品について、引越業者から最新の情報を受け取るのが確実です。
動物検疫所 http://www.maff.go.jp/aqs/
植物検疫所 http://www.maff.go.jp/pps/
ちなみに引越の際の荷物持込みは旅行での持込みとは制限が異なります。⇩
通常の引越荷物は、旅具通関という簡易な手続で輸出または輸入ができます。引越荷物とは、日本に生活の本拠を移すため入国(帰国)し、あるいは永住等の目的を持って出国する者が携帯しまたは別送する品物のうち、本人とその家族が使用するもの及び職業上必要なもので、個人的な事情に照らし相応と認められるもの をいいます。
引用:財務省 関税 Customs Japan
旅行や一時帰国の際の持ち込み規制とはまた異なりますので、業者さんの説明を参考に、規制を確認しましょう。規制は最新の情報を入手することでトラブルを回避できます。海外引越に慣れている、実績ある業者さんに依頼するのが安心です!
4. 荷物の到着にはどのくらい時間がかかるか?
航空便と船便で到着までの時間が異なり、航空便は早く到着しますが費用が高く、船便は安いものの数週間かかることがそれぞれのメリット・デメリットです。混み具合や情勢によってさらに遅延が生じることもあります。
取引から配達までにかかるおよその日数です。
船便:欧州の場合、3カ月半程度
航空便:3週間弱
特に船便の荷物はしばらく使えないことを考慮して、梱包する必要があります。
5. 家具の分解はどうするか?
家具は、輸送中に破損を防ぐために分解する必要がありますが、小さなものなら、そのまま運べるものもあります。ただし、家具の作りによっては再組立てが推奨されていないタイプもあります。
6. 日本での荷物の取扱いはどうなるか?
日本到着後の荷物の扱いや、搬入についても一貫して行ってくれる引越し業者がおすすめです。また、エレベーターがない場合や、狭い住宅への搬入については、事前に業者に詳細を伝えておくことでスムーズな作業ができます。
本帰国&引越経験者が教えるヒント!
ODEKAKE.deの独自アンケートで引越経験者の方が答えてくれた、荷造りや準備で困ったこと、事前にやって良かったことなどをご紹介します!ご協力くださった皆さまありがとうございました!
困ったことやトラブルはありましたか?
荷物の仕分け
航空便と手荷物で持ち帰れる重量には制限があり、船便は届くのが4ヶ月かかります。2シーズンの衣類とその他のすぐに必要になる物の、仕分けが大変でした。
航空便に入れられる容量が少なく、厳選するのが大変でした。子育て中なので、ハイチェアなど帰国後できるだけ早く使いたいものが多く…。
やはり仕分けについてが一番の難関ですね!船便が届くまでの間、無いと困るものを厳選しないといけないのがポイントです。
子供の風邪で計画が・・・
引越直前に子供達が次々に発熱したこと
お子さんの風邪などで看病が続くと、荷造りどころじゃありませんよね。そのケースも含めて準備期間を設定すると良さそう!
大量の段ボール
発送までの間、荷造りしたダンボールの置き場に困りました。
ケラー(地下の倉庫)がある場合はまだ良いですが、それでもどんどん増える段ボールで部屋が狭くなり、荷造りしずらい…。そのため、不要だと思った大型家具はできるだけ先に粗大ゴミやフリマサイトなどで処分し、スペースを確保しましょう。⇒ドイツ・フリマアプリ「森マルシェ」
梱包や仕分けなどのコツを教えて!
実際に梱包などの作業を経験し、「コレ、やって良かった!」と思ったことを教えていただきました!
食器の入れ方を引越し業者の指示通りに行ったことで、割れずに済んだ。
まず手持ちで持って帰る品をスーツケースに入れてみて、入らない分は航空便、更に入らない分は船便にしたら良いと日通さんにアドバイスもらいました。
仲の良い友達に最後使わなかったり余った食料品、洗剤類をもらってもらえたのが助かった!
梱包は業者がやってくれるプランだったので余計なことはせずに、とにかくどんな細かいものでもペタペタシールを貼って、場所もまとめて仕分け。業者さんにも感謝されました。
船便の荷物はビニールの収納袋に入れて、防虫剤を入れておく
とにかく物を少なくして、新しい土地で買った方がその場所に合ったものだったりします。 あとはジップロックに全てまとめたら、パッと見て何が入ってるかわかってストレスフリー!
経験して分かった!これから引越する方へアドバイス
経験者からのアドバイス!これから本帰国や他国へ引越の準備をする方へ。
引越し業者の資料を熟読し梱包を行い、わからないことは細かなことでも業者に問い合わせるのが良いです!
船便が届くまでに3ヶ月半掛かり、必要なものは買い足していてもう日本での生活が成り立っていたので、また断捨離をすることに…とにかく荷物は減らした方が良いと痛感しました!
帰国の時期が大体決まっているなら、少しずつでも断捨離を進めていくことをおすすめします。
入れたものを写真に撮っておくと、船便が着くまでに余計なものを買わなくて済む!
プロが伝授!引越業者のアドバイス
今回、日本の引越業者の代表ともいえるNXドイツ(日本通運)さんにもご協力いただき、実際にあったトラブルなどを元にアドバイスをいただきました。
手荷物や貴重品の隔離
引越準備の間は、部屋の中が物で溢れ、貴重品の紛失が頻繁に起こります。パスポート、現金、重要な書類、鍵などは必ず携帯品としてお持ちください。引越荷物に紛れないよう、一カ所にまとめることをおすすめします。ドイツの自宅のスペアキーを誤って、船便荷物に入れてしまって発送されたケースもあります。
酒類の日本持込み規制
免税輸入の対象は、成人1名につき3本(750㎖)までです。それを超える場合は税金かかり、関税法上で上限が設定されています。
免税を超えて日本に持ち込み(輸入)する場合の上限
・合計52.5ℓまで(760mlx70本相当)
または
・リットル(ℓ)数にかかわらず総本数が100本まで
※2024年11月 東京税関のケース
※名古屋、神戸税関においては運用が異なる場合あり
アルコールを送る際には、種類と容量の記載が必要です。
新品の大量持込みNG
「ドイツで買うとお得なモノは、これを機に買い溜めして日本に持っていきたい」と、思う方も多いです。しかし、新品のものを大量に持ち込みすることはできません。過去に大量の化粧品を持込み、税額から商業目的と判断され廃棄となったケースがあります。医薬品についても個数の規制がありますので引越業者に確認してください。
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