モーゼル川の畔「古城とワインの街」コッヘムと周辺の可愛いらしい街々

ドイツのモーゼル川沿いに広がる風光明媚な街々は、中世の面影が残り、またブドウ畑が広がるワインの名産地でも知られています。

その中でも特に美しい町と言われる「コッヘム」はこじんまりとしていて、近くの都市からも日帰りで訪れることができる観光スポットとして人気です。

この記事ではODEKAKE.deの旅レポーターによる、旅行記もご紹介しています。実際訪れたルートも公開していますので、是非モーゼル川の旅計画にご参考ください。

「自然の宝石」モーゼル川って？

モーゼル川は、ドイツ西部を流れる自然の宝石とも呼ばれています。フランスのヴォージュ山脈から、ルクセンブルクを経てドイツのライン川へと注ぐこの川は、全長544km。そのうちのドイツ国内部分が特に美しいとされています。

川沿いには、急斜面に広がるブドウ畑や中世の城が点在し、まるで絵本の中に迷い込んだよう！また、川をゆったりと進むクルーズ船からは、日常の疲れを忘れさせてくれるような静かな美しさを堪能できます。

名産リースリングワイン

特にこの地域はワインの名産地としても知られ、リースリング種のワインは世界的にも高い評価を得ています。モーゼル川に沿った町々や村々では、ワインの試飲や、歴史あるワイナリーを訪れてみましょう！

コブレンツでライン川と合流

ドイツ国内最長の川である「ライン川」とはコブレンツ（Koblenz）で合流。ドイツの角という意味の「ドイチェス・エック（Deutsches Eck）」と称された名所で、ロープウェイで登る城塞からは、ふたつの川の合流地点が見えます。

ライン川とモーゼル川の合流部分は、川が２色に分かれているのが見えます。

モーゼル川は女性？

ドイツを知る上で大切なのが、ドイツ語には「男性名詞・Der」と「女性名詞・Die」そして「中性名詞・Das」があること。そしてこのふたつの川のドイツ語がこちら↓

・ライン川＝Der Rhein（デア ライン）
　男性名詞

・モーゼル川＝Die Mosel（ディ モーゼル）
　女性名詞

ライン川が男性、モーゼル川が女性。そして、ドイツでは「父なる川ライン、母なる川モーゼル」と呼ばれ、そのふたつがコブレンツで出会います。

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なんだかロマンチックですね！

アクセス方法

モーゼル川の旅をするなら、コッヘムを拠点に周辺の街々を巡るのがおすすめです。

デュッセルドルフ⇒コッヘム
車：約2時間
電車：約2時間15分（ICE特急）／約3時間（RE快速）

ケルン⇒コッヘム
車：約1時間30分
電車：約1時間50分（ICE特急+RE快速）／約2時間30分（RE快速）

フランクフルト⇒コッヘム
車：約2時間
電車：約2時間30分（RE快速）

ドイチェランドチケットがあれば楽々！

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ドイツのクルーズと言えば、「ライン川クルーズ」が有名ですが、「モーゼル川クルーズ」も魅力的な見どころがいっぱい！コッヘムを拠点に、周辺の街へ行ったり、ディトリップもできるため、自分の旅行プランに合わせて自由に計画しましょう！

クルーズプラン／スケジュール2024

観光におすすめ！モーゼル川沿いの街

モーゼル川の旅をするなら川沿いに広がる美しい街を訪れてみましょう！今回ご紹介するのはこの３つ。

 コッヘム Cochem
 バイルシュタイン Beilstein
 ベルンカステル・クース Bernkastel-Kues