ドイツのデュッセルドルフは、ヨーロッパ屈指の日本人コミュニティーがある街として知られていますが、そのデュッセルドルフ在住の日本人にとっての大イベント、Japan Tagが今年も開催されます。
ライン川のプロムナードが、日本のお祭りに大変身する、Japan Tag「日本デー」。
コロナ過やロシア情勢の問題など、なかなか日本への一時帰国が叶わない人たちも、日本が恋しくて仕方のない人たちも、今年はヤーパンタークでプチ里帰りを味わってみませんか?
日本デー(ヤーパンターク)って?
「日本を体験」のキャッチコピーで、ドイツ・デュッセルドルフが誇る大イベントの一つ。
2002年に始まり、日本とヨーロッパの文化交流のためのフェスティバルとして、日本デーは毎年、何十万人もの訪問者で賑わい、そして近年ではデュッセルドルフやその近郊だけでなく、国内外の遠方からも訪れるファンも増えています。
デュッセルドルフの「最もデュッセルドルフらしい」景観のある、ライン川沿いの遊歩道にいくつもの屋台やテントが出店し、日本の美しい伝統文化や、ゲストを楽しませてくれるプログラムが満載!
そして、日本デーの最後にはライン川の夜空に壮大な花火のお楽しみも!
ヨーロッパにいながらも、日本の風情を味わえる魅力が詰まったイベントです。
ドイツ・デュッセルドルフNRW
日本デー「Japan-Tag」ヤーパンターク
https://www.japantag-duesseldorf-nrw.de/en
開催日時
開催日: 2025年5月24日(土)
時 間: 11:00 ~ 22:00(予定)
場所
場所 : デュッセルドルフ 旧市街(アルトシュタット)ライン川 遊歩道沿い
最寄り駅 : Heinrich-Heine-Allee
プログラム
数々の催し物も予定されていて、日本伝統のショーや、J-POPライブ、コスプレコンテストなども!
1:Burgplaz ブルグ広場
メイン舞台で幼稚園児から大人まで、ダンスや太鼓、コーラスなど様々な日本伝統のショーを開催!
2:Reuterkaserne ロイターカゼルネ
各種、日本文化紹介・販売・展示のテントが並びます。アニメ関連や雑貨なども充実!
3:Rheinuferpromonade ライン川沿い遊歩道
こちらも展示や販売のテントがずらり!日本観光情報ブースや生け花の紹介なども。
4:Johannes–Rau–Platz ヨハネス・ラウ広場
コスプレファッションショーやカラオケ大会など楽しいイベント開催!
5:Unteres Rheinwelft ライン川沿い遊歩道
スポーツ舞台では弓道や柔道、合気道など日本の伝統スポーツが披露されます。
その他
日本人ボランティア団体のバサーや、キッズコーナーなど、まだまだ楽しいイベントが充実しています。
屋台で日本食の食べ歩き
デュッセルドルフの有名で人気な日本食レストランから、その日だけの特別なメニューやお店の定番メニューなどを屋台で販売しています。
日本デーの開催日は、夏日になることも多く、冷たいキリンビールを片手に、焼きそばを食べながら、和太鼓のショーを見る。そんなことができるのはデュッセルドルフならではの魅力です。
ハイレベルな日本デーのコスプレイヤー
日本デーのコスプレイヤーはこのイベントの見どころの一つ。国籍多様な欧州の日本ファン(漫画ファン)が、この日、一斉にライン川プロムナードに集まり、手作りの衣装や、本格的なメイクで漫画のキャラクターになりきります。
でも実際、アニメの世界のキャラクターは欧米人のような顔立ちだと思ったことはありませんか?
ドイツ人が、本気でメイクをし、衣装を身にまとったら、例えばそれはまるで本物のアニメキャラクターに出会えたような感覚に!
日本デーの見どころのコスプレイヤーですが、実は毎年どんどん増えていて、日本の伝統文化とヨーロッパとの橋渡しである日本デーが、アニメキャラクターが集まるカーニバルのようになっている…という、現地在住者の意見も出ているのも事実…。その反面、それを目当てに見学に来ているゲストも多いことも現状です。
ライン川の大花火
日本デーのハイライトともいえるのが夜の花火!ライン川の夜空に舞い上がる花火は、日本の夏の花火大会を思い出させる迫力です!
スタートは23:00
日が暮れるのが遅いドイツでは花火の開始もゆっくりなのが特徴ですが、天気が良いと、ライン川沿いはもちろん、橋の上もかなり混雑します。早くから場所取りをしている人もいますので、人混みにはご注意ください。
イベントでの注意事項
駐車場
デュッセルドルフの旧市街に駐車場はいくつかありますが、周辺は大変混雑が予想されますので、少し離れたエリアに停めて、徒歩もしくは公共交通機関を利用するのがスムーズです。
電車
遠方から訪れる人も多く、デュッセルドルフ中央駅もJapan-Tag目当てのゲストで混雑しています。さらに開催場所(アルトシュタット)から最寄りの駅(Heinrich–Heine–Allee)もかなりの人混みになります。スリには注意しましょう。
待ちに待ったヤーパンターク!毎年楽しみにしている人も、まだ訪れたことのないという人も、デュッセルドルフ市と現地日本人が作り上げた「日本デー」を満喫しましょう!