2022年1月2日にドイツより日本に入国し、6日間のホテル隔離がスタートしました。
コロナ、オミクロン株の流行による「外国人入国停止」発令に伴い、ドイツ人 夫の入国ビザは一時停止の延期。
大人ひとりで、幼児ふたり(2歳5歳)とのホテル隔離生活レポートです。
出発から入国までの記事はこちらから↓
1.大人1人&幼児2名のお部屋とは?
関西空港からバスでホテルに到着し、他の方との接触を防ぐため、セカンドエントランスから入ると特設された受付がありました。
早速、お部屋割りについて「ツインまたはダブル」のどちらが良いか尋ねられます。
ツインの場合は2台のシングルベッドをくっつけることができないため、子供の転落防止でダブルを希望。
さらにこちらからリクエストする前に、受付の方がベッドガードを用意しましょうか?と気を利かせてくださり、ずっと心配だった事が一瞬で解決です。さすが日本のホテルサービス!と感動しながら、次は食事の案内。
「お食事は3名様とも、通常の食事またはお子様はパンなどの軽食にされますか?」と、
待ち時間もほぼなく、スムーズに案内してもらえるのは子連れで長旅のあとにはとても助かりました。
エレベーターへ誘導されると、その途中で食事を受け取り、スタッフの方と共に10階の部屋へ向かいます。
両手が荷物でふさがり、子供2人を引き連れて苦労しながらエレベーターに乗り込む私の姿を見て、スタッフの方が、さっとスーツケースを持ってくださり、やっとここまでたどり着いたという安堵と、嬉しい気遣いにようやく「日本に来たんだ」という実感が少し湧いてきました。
そして入室したダブルベッドの部屋がこちら↴
大人1人、幼児2人には十分すぎるほどの広さでした。
10階の窓からは空港の滑走路が一望し、窓も開けられるので新鮮な空気で気分をリフレッシュすることもできます。
2.関空日航ホテルの帰国者へのサービス
部屋には生活に必要なものは大体揃っていました。
ホテルの設備とアメニティ
【設備】
- 冷蔵庫
- エアコン
- 浴槽
- クローゼット
- テレビ
- ケトル嬉しい
- ベッドガード(リクエストにより)嬉しい
- ドライヤー嬉しい
- 洗濯用の紐嬉しい
【アメニティ】
- バスタオル・ハンドタオル
- シャンプー・コンディショナー嬉しい
- ボディソープ
- 歯ブラシ嬉しい
- カミソリ
- マグカップ・グラス嬉しい
- 煎茶ティーパック
- ミネラルウォーター嬉しい
- ガウンタイプのパジャマ
- スリッパ
買い物代行サービス、差し入れ
この他にネットサービスでの宅配可能、差し入れ可能なども大変助かります。
そして、必要なものがあれば買い物代行サービスもあり、今回は利用する機会はありませんでしたが、牛乳や化粧品などもお願いできるようです。
※写真は到着時に受け取る案内書より添付
私たちは実家の母と地元の友人が、子供のオモチャやおやつなどを郵送してくれたことが、6日間を乗り切る糧となりました。
3.隔離弁当ってどんな食事?子供は?
1日3回(朝・昼・晩)の食事が支給されます。
部屋の前に置かれた、パイプ椅子にビニール袋に入った食事が規定の時間に配膳されると、部屋をノック、またはチャイムが鳴ります。衛生上、届いたお弁当はすぐに取らなければなりません。
時差ボケでなかなか眠れず、朝方ようやく眠りにつく生活だったため、朝7時に部屋のチャイムが鳴り、すぐにピックアップしないと、部屋の電話が爆音で鳴るのが唯一の難点でしたが、そのおかげで朝寝坊することはなく生活リズムは整いました。
食事の配膳時間の予定
日航ホテルの案内書より
朝 7:30 ~ 8:30
昼 11:30 ~ 12:30
晩 18:30 ~ 19:30
【朝食】
サンドイッチ、サラダ(ドレッシング付き)果物(みかんかバナナ)、ヨーグルト、果汁100%ジュース
【昼食】
丼物(カレー、中華丼、卵とじ牛丼…など)、お吸い物、デザート、緑茶
お昼の丼物(カレー含め)は保温されているので、温かいものが食べられるのは嬉しいです。
【夕食】
幕の内弁当(ハンバーグやチキン照り焼き…など)、ご飯(ふりかけ付き)、デザート、緑茶
ご飯は保温されていて温かく、お弁当おかずは冷たいですが味は十分満足のいくものでした。
これを毎回、幼児2人に取り分けます。
子供用のプレートとカップは母が郵送で送ってくれた荷物に入っていましたが、これがとても便利で毎食活躍しました!
【捕食、幼児食】
パン(デニッシュパン、メロンパン、アップルパイ…など)、果物(バナナ)、ヨーグルト、果汁100%ジュース
これは大人のお弁当を食べられない小さい子供や、お弁当では足りない方向けの捕食だそうです。
4.ホテル隔離6日間のスケジュール
ホテルに到着してから退所できるまでの入国日+6日間のスケジュールを公開!
入国日 (0日目):隔離ホテルに入所
1日目:特になし
2日目:翌日のPCR検査についての連絡と、検査キットの受け取り
3日目:朝7時までに PCR検査
(大人は唾液、子供は医師による鼻からの採取)
16時までに検査結果を電話で受ける
4日目:特になし
5日目:翌日のPCR検査についての連絡と、検査キットの受け取り
6日目:3日目と同様のPCR検査
陰性なら17時までに退所
私たちは実家の母に自家用車にて迎えに来てもらいホテルを退所しました。
5.ホテル隔離中で便利なグッツ10選【大人編】
必要最低限のものはホテルに揃っていますが、数日間外に出られず快適に過ごすための「便利グッツ10選」をご紹介!
- ①インスタントコーヒー
コーヒー好きには必須!ミルク派の場合はミルク入りのコーヒースティック(Jacobなど)もドイツで購入可能。 - ②日本電源プラグ 重要
これを忘れると、携帯もPCもタブレットも充電できません! - ③食器洗剤・スポンジ
マグカップや子供の食器などを毎食洗います。 - ④洗濯洗剤・洗濯バサミ
私はマルチに使える固形石鹸を持参しました。備え付けの選択紐はあるので、洗濯バサミがあると便利です。 - ⑤レッドブルなどのエナジードリンク
子連れの場合は特に! - ⑥軽食やスナック
お気に入りのおやつは忘れずに。私はドイツスーパーで買えるNissinカップヌードルを持参しました。 - ⑦癒しグッツ
女性なら顔パックや入浴剤など、せっかくのフリータイムを満喫できるアイテムを。 - ⑧予備のバッグ
今回2度の有難い差し入れがあり、到着した時よりも荷物が増えたため、用意していた予備バッグが役立ちました。 - ⑨カーペットクリーナー(通称:コロコロ)
掃除ができないので、食べかすや落ちた髪の毛を掃除するのに必須です。 - ⑩ビタミンサプリ
食事の偏りや外出できないことからビタミンDの不足なども心配です。体調不良の予防にもサプリメントがあると安心です。
隔離中のホテル部屋では禁酒・禁煙のためお酒は持ち込み禁止!
しっかり下準備すれば、不安なホテル隔離も快適と思えるかも?!
「ホテルガチャ」と呼ばれる羽田や成田に比べると、これまで聞いた経験者の声を集めても、関空は比較的ゆとりのある部屋割りをされているように思えます。
日航ホテルでアサインされたことは本当に幸運でした。
子供の遊びや、退屈しないホテル隔離を次の記事でレポートしましたので是非こちらもご参考ください↓