何かと飛行機に乗る機会も増える、海外生活。
特に幼い子供を連れたフライトはちょっとドキドキしますよね。
でもフライトや旅行は、ちゃんと事前準備をすれば案外スムーズにいくことが多く、特に子供用品はしっかりチェックしておくことをおすすめします。
今回は筆者が実際に使ったことのあるグッツや、周りで使っている人が多いモノなど、ドイツで入手できる子連れフライトであったら便利なアイテムをご紹介します。
子供が喜ぶキッズ用スーツケース
1.移動も機内もラクラク JetKids
フライトに乗る機会も多い家庭なら、子供1人に1台あるでしょう。有名なJetKids(ジェットキッズ)。
おしゃれなベビーグッツで知られるStokke(ストッケ)のこども用スーツケースです。

プレミアムな機内持ち込み可能スーツケースでエコノミーシートをファーストクラスに
https://www.stokke.com/
空港移動もJET KIDSに乗って、自走で楽々。
長いフライトもベッドに変身させて、快適な空の旅。
ただし2歳以下のお子様は上に座っても足が届かず、自走ができないためあまりお勧めできません。親が持つなら◎
毎年、新色が発売されてシンプルなモノクロカラーや、くすみカラーまで♪
おしゃれなカラーのJET KIDSで空港へ行けば子供も大人も気分上がること間違いなし!
2.お値段もデザインも可愛いSamsonite
上に乗って走れるスーツケースでもう一つ人気なのが Samsonite Dream Riderシリーズ。
サムソナイトなら約60-80ユーロ台とお値打ちで、デザインも豊富。
シンプルなものから、子供が大好きなディズニーのデザインまで♪

Samsonite Dream Rider ミニーマウスも人気!
旅行以外でも自宅のキッズルームでおもちゃの収納としても、室内用の乗り物としても使えます。
3.フットレスト
持ち運び楽々なフットレスト。これがあれば飛行機の中でも、ベッドのように足を伸ばせて快適に♪
ポンプはついていないので、空気入れを持参した方が良いかも。日本でならカバーがポンプになったタイプが売っています。
耳の痛み対策!小さな子でも大丈夫
子連れのフライトで心配なのは、離着陸時の気圧の変化による耳の痛みではないでしょうか?
うまく耳抜きのできない小さな子供には、耳が痛くならないように対策が必要です。
1.ノンシュガーの棒付きキャンディー
耳抜きの基本の、「唾を飲み込む」は大人なら簡単にできることですが、子供にとってはタイミングがわからなかったり、特に小さな子供には困難です。
そこで離着陸時に何か食べさせたり、飲ませたりするのが良いというのはよく聞きますが、実際に何が効果があるのでしょう。実際に経験のあるママさん達の体験談を集めてみました。
- ジュース オムツなら良いが、トイレが近くなる
- パンなどの食事 まだ離陸中なのに「もういらない」と拒否
- おやつ 離陸(または着陸)が終わる前に食べきる
- 棒付きキャンディー 離陸と着陸時で2回(乗り継ぎがあると4回)も飴だと虫歯が心配
このような体験談から見つけ出したのがコレ!
ノンシュガー、ビタミン入りキャンディTHOOTH POP
棒付きのキャンディと言えばかなり甘いものが多く、正直、1日で2本以上を食べさせるには抵抗がありますが、THOOTHPOPのキャンディなら安心!
2.フライト時の救世主 鼻スプレー
・点鼻薬(医薬品)
小児科などで処方される鼻スプレー。フライト30分前に点鼻すると鼻が通って耳が痛くなりにくいので持参しておくと役立ちます。特に風邪を引いて鼻水が出ているときのフライトは、耳が痛くなりやすいので必須アイテムです。
・鼻スプレー(海水)
上記の点鼻薬とは異なりこちらは海水で作られています。幼児や妊婦でも利用可能なものが多いので、鼻が詰まったり乾燥したりするときに安心して使用できます。海水の鼻スプレーはdmなどのドラックストアで購入可能です。
\こちらの商品は新生児から使えます/
3.赤ちゃんならおしゃぶり
小さな子で普段からおしゃぶりを使い慣れている子なら、おしゃぶりを吸わせてるだけでも耳の痛みの防止対策になるよ。と、小児科の医師も太鼓判!
ポイント 旅先ではお気に入りのおしゃぶりをお忘れなく。
子供の遊べるアイテム
機内に持ち込むオモチャ。皆さんどんなものを持参しますか?
塗り絵や折り紙、シールブック、お気に入りの絵本などの定番なアイテムはもちろん、他に子供が喜ぶ遊び道具をご紹介します。
1.デジタルメモパッド
飛行機の中でお絵描きで時間つぶししたい子供は多いのではないでしょうか?
その際に、ノート、クレヨン、消しゴム…など準備しなければならないものが多く、また機内でクレヨンの箱を落として床にバラバラに…!なんていうトラブルを回避できる、優れものデジタルメモパッド。(ドイツではデジタルペーパーと呼ばれます)
ビジネス用として活躍することが多いですが、最近では低価格なものも多数販売されているので、こどもにも安心しておもちゃとして持たせることができます。
画用紙にクレヨンで描く絵には劣りますが、移動や旅先だけならデジタルメモパッドで充分です。
\デジタルメモパッドを探す/
2.知育ワークブック
ドイツの本屋に行けば必ず見つかる幼児用の知育ワークブック。
子供の大好きな迷路やまちがい探しで、フライトの中でも集中して楽しめます。
ポイント 一枚ずつ切り離しが可能なタイプが多いので、一冊持っていくのは重い…という場合は、必要な枚数だけを持参するのがおすすめ♪
知育ワークブックは年齢に応じていろいろな種類から選べます。
本屋で探すなら“Lernbuch” や “Vorschulblock” という名前で売られています。
3.キッズ用ヘッドフォン
特に日本行きなどの長距離線フライトなら、キッズ用ヘッドフォンは必需品!
大人でも機内の映画などのエンターテイメントにはワクワクしますよね。航空会社にもよりますが子供のメニューも充実していて、映画やゲームがたくさん。
機内で配られるイヤホンは大人用で簡易なものなので、小さな子供の耳には合わないため、子供がお気に入りのカラーで自分用のヘッドフォンをつければご機嫌なフライト時間になること間違いなし?!
▶ シンプルなデザイン!子供用ヘッドフォン♪
ネットで検索ならドイツ語でKinder kopfhörer
\兄弟で動画をみるなら必見!/
「兄弟でタブレットなどを見る場合に、ヘッドホンが一人しか使えない…。」
そんな時はこれで解決!二股ケーブル!ドイツ語で「Y Adapter」Y字になってるから、だそうです。
種類がたくさんあるので、間違わないようにお気を付けください。ヘッドホン用のはコレです↑
無くてもいいけど…あったら便利!
1.子供用の水筒
子供が普段から使い慣れている水筒。旅先でも使う可能性もあり、持参する人も多いと思いますが、機内にも水筒を持ち込むといろいろ使えます!
機内では飲み物をもらえますが、こぼしたり、飲み残したり…シートベルトサインがついているのに、急に「なんか飲みたい~」と、言い出したりと、ハラハラする場面が多いですよね。
そんな時は空の水筒を持っていけば、紙コップでなく水筒に水やお茶を入れてしっかり蓋を占めておくことができます。
2.酔い止め薬
飛行機に乗っていると、着陸時や気流の変化で大きく揺れたりする場合に、乗り物酔いをしてしまう子供も多くいます。
普段は平気な子供でも、慣れないフライト移動の疲れやストレスで、思いがけず吐き戻してしまう場合があるので、酔い止め薬を常備しておくことをおすすめします。
酔い止め薬=Reisetabletten
子供用(6歳以上)酔い止め薬はこちら
ほとんどの薬が6歳以上からですので服用の際は使用方法をしっかり読んでください。
3.非常用オムツ
小さな子供との旅行は、急にトイレに行きたくなる子供たちとの闘い!
特に空港やフライト機内では、急にはいけない場面も多いため、念のためにジュニア用のオムツを持参すると、子供も安心です。
4.意外と忘れがちのタオル
手持ちに一つ入れておくと便利なのが、ハンドタオルです。
子供が何かこぼした時や、乗り物酔いによる嘔吐など、ティッシュやハンカチでは足りない場合があるのでハンドタオルくらいのサイズのものを、自分や子供のリュックですぐ出せるところにいれておくと便利です。
5.ノイズキャンセリング
騒音が苦手な子供にはノイズキャンセリングのイヤホンがおすすめです。普段から掃除機の音などに敏感な子は、フライト中のゴォーーという音が不快で泣いてしまうこともあるようです。
事前準備のまとめ

長距離フライトは大人も子供も緊張感があるものです。
特に出張や大人だけでのフライトとは異なり、子連れでの移動は念入りに事前準備しなければなりません。
この記事で紹介したもの以外にも、たくさんおすすめグッツはありますが何よりも大事なことは、言葉を理解できる年齢の子供なら前もってしっかりと説明してあげる事、だと思います。
ポイント いつもと違う1日はワクワクとドキドキで、子供にも負担がかかりますので、事前に空港に到着したところから到着までの流れを、事細かく教えてあげましょう。
家で「飛行機ごっこ」をしながら、フライトの注意事項やスケジュールを体験させてあげるのが効果的です♪


