今年もいちご狩りの季節がやってきました! いちご狩りはドイツ語で “Erdbeeren Selbstpflücken” と言い、ドイツのスーパーでいちご並ぶようになってから、1か月ほどすると、各地でいちご狩りができるようになります。
その年の気候やいちごの出来具合、品種にもよって時期は異なりますが、ドイツでは5月後半~6月中頃にはスタートして、約1か月半~2ヵ月くらいの期間でいちご狩りが楽しめます。
ドイツのスーパーで買ういちごはちょっとすっぱくて苦手…という人も、畑で自分で採ったいちごの甘さに驚くことも!
デュッセルドルフ近郊のいちご畑をお探しの方はこちらの記事へ↓
ドイツ流のいちご狩り
日本でのいちご狩りイメージとはちょっと違う、ドイツのいちご狩り!
その違いをまとめてみました。
ハウス栽培、入場料を支払う、その場で食べ放題、時間制限あり
壮大な畑、入場料無し、摘んで持ち帰り、料金は量り売り
いちご畑についたら、まずは入れ物の重さをはかり、いちご狩りがスタートします。
ドイツのいちご狩りの特徴は、摘んだいちごを最後に量って支払いをすること。
そして、スーパーではもういちごが買えない!と、思うほどの安さと美味しさ♪
日本のようなビニールハウスで育てられたいちごも美味しいですが、ドイツのように青空の下、壮大な畑を歩いて摘むいちごは格別です!
準備しておくこと
いちごを入れる袋やカゴ
ほとんどのいちご畑では、専用の入れ物が用意されていますが、再利用紙を利用したパッケージが多く、いちごが濡れていると漏れる可能性もありますので袋を用意しておきましょう。
また資源削減のためにも持参することをおすすめしているファームも多く、幅の広いタッパーやカゴなどを持参している人もいます。
食べるのは味見程度
ドイツのいちご狩りは日本とは違い、「食べ放題」ではありません。原則、摘み取ったものを量り売りして持ち帰るのがルールですが、ほとんどの畑がその場で味見してもOKとしています。
ただし、いちごは土や藁、品質保持の薬がついている可能性もありますので、食べすぎは腹痛の原因にも…。でもいちご狩りに行くなら、摘みたていちごをその場で食べるのが醍醐味ですよね!心配な方は水を持参しましょう。
服装
畑仕事ですので、汚れても良い服で行くことはMUSTです。前日に雨が降った日などは長靴も◎。
子供はその場で食べて、洋服がいちご色に染まってしまった。。。なんてこともあるので、汚れの目立たない洋服がおすすめです。
子供には赤色の服を着せると、汚れ対策もできる上に、壮大ないちご畑で最高に映える良い写真が撮れますよ♪ 神経質な人は水も2リットルくらいは持参して、その場で食べる度に洗うのがGood!
ドイツ在住のインスタグラマー @igaayu_in_germany さんのドイツ生活に有益な情報満載のインスタライブで、ドイツのいちご狩りについて紹介されました。青い空と緑の畑のコントラストにぴったりな、赤い服&赤い苺で、インスタ映えを狙いましょう!
日よけ対策
気温の高い晴れた日は、熱中症に注意が必要です! 野外の畑ですので、もちろん日影はありません。
涼しいと思っていた日でも、太陽がでてくると急に日差しが強くなるドイツの初夏。曇りでも念のため、帽子や日焼け止めは持参した方が良いかもしれません。
いちごの終わり時期
品種や気候によっていちごシーズンは様々です。お出かけ前には一度、いちご畑のホームページで確認、または電話して、その日のいちご狩りが可能か否かを確認するのが安心です。
採れたていちごの保存
たくさん収穫しても、一度に食べきるのは難しいし、いちごは傷みやすい…。
そんな時は、ジャムにしたり、お友達におすそわけしたり、ミキサーでいちごミルクにしたり、使い道はいろいろありそうです。
正しく保存すれば、鮮度を長持ちさせることもできるようなので、食べきれないほどのいちごが採れた時にはお試しください。
いちごの保存方法|長持ちのコツ|傷と水気に注意
引用— https://www.kurashiru.com/
■冷蔵庫の野菜室で保存
①傷がついていたり、潰れているいちごを取り除く。このとき、水気が付いていれば拭き取る。
②タッパーに乾いたキッチンペーパーを敷き、ヘタの部分を下にして重ならないように並べる。
③キッチンペーパーを被せ、タッパーの蓋を閉める。
④冷蔵庫の野菜室で保存する。
■砂糖をまぶして冷凍保存
①傷がついていたり、潰れているいちごを取り除く。
②ヘタが付いたまま軽く洗い、しっかりと水気を拭き取る。
③ヘタを取り除き、1パックに対して大さじ1杯程度の砂糖をまぶす。
④冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する。
広大ないちご畑で自然を満喫し、美味しくて甘いいちごを味わってみませんか?
お天気の良い日を狙って、今年は家族揃っていちご狩りに出かけてみましょう!