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ドイツのおでかけトラブル!車の故障?事故?困ったときはADAC

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ドイツに来てから、特にデュッセルドルフや都市部では車に乗る機会が減った、という在住者も多いのではないでしょうか?

逆に、日本ではほとんど車に乗らなかったのに、ドイツの田舎暮らしを始めたら車無しでは生活ができない!という在独日本人もたくさんいるようです。

ドイツで車でお出かけ中、突然車が故障した場合どうしますか?
そんな車のトラブルの解決策をご紹介します

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車の故障 Pannen

車を運転するときはおでかけの際中、車がパンクしたり、エンジンがかからなくなったり、ボンネットから煙が?!なんてことも、なきにしもあらず!

ドイツで急な車の故障…まずどうしたらいいの?

急な故障時はパニックになりがちなので、事前に準備をしましょう

  • 事前に必要な電話番号などを登録しておく
  • 素早く道の脇に停車し、ハザードランプを付ける
  • 三角停止表示板も車には常備
  • 多少の走行可能なら、付近の店などの駐車場に邪魔にならないよう停車
  • 路上の場合は車から降りて安全な場所で待機&安全ベスト着用

焦ってパニックにならないように、事前に必要なものが揃っているか確認しておきましょう。
このままの走行は不可能だと判断した場合は、素早く邪魔にならない場所に停車してください。

自家用車ならADAC

最寄りに知っている修理工場があれば、直接電話してきてもらう方法もありますが、乗っている車が自家用車の場合は、ADACに電話してきてもらうのが最速!

ドイツ自動車連盟ADAC(アーデーアーツェー)は日本でいうところのJAF。
年会費を支払い、会員になると緊急のトラブルに24時間対処してくれますので、自家用車を持っているならADACは加盟しておくべきサービスです。

ドイツのADAC

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緊急連絡先ADACコールセンター 089 2020 4000

万一、電話番号が携帯電話に入っていなくてもADACのホームページに携帯でアクセスすると、最初に出てくるページにKontakt&Notrufがあるので、そこからもかけられます。

ドイツ国内からなら Pannenhilfe Deutschland 089 2020 4000に電話
Panne=故障 という意味です。私たちが日常でよく使うKaputt=壊れるという言葉よりも、車の故障にはPanne(パンネ)が使われるので、覚えておくと役立つでしょう。

ドイツ語が不安な場合は、周りで手伝ってくれそうな人を探すのが賢明です。親切なドイツ人なら状況を把握して代わりに電話で対応してくれるはずです。

リースリング車なら専用電話

車が社用車だったり、リースしている場合は、専用のコールセンターがあります。

運転の際はリースリングの会社との契約書および取扱書は必ず常備してください。会社にもよりますが冊子に緊急の場合の連絡先が明記されていますので、事前に確認し携帯電話に登録しておくのがよいでしょう。

契約や状況にもよりますが、リースリングの場合はリース車代金に、故障の際の修理代金も補償してくれるサービスが含まれている場合があります。

自家用車でない場合は、リースリング会社に連絡することなく勝手に修理することは避けましょう。

交通事故 Unfall

安全第一で運転していても、ちょっとした不注意や相手の過失で、交通事故は起きてしまいます。
そんな時も冷静に正しい対処を。

必ず警察110に電話して!正しい判断を!

どんな小さな交通事故でも、その場を立ち去ることはけして許されません。

衝突事故の場合、まれにその場で示談を求められる場合がありますが、必ず断り警察を呼びましょう。
例:相手の過失で車をぶつけられたが、「この場で今100ユーロ払うから示談にしよう」と求められる

事故が起きたら
・車を停車し、三角停止表示板を立てて、二次被害の出ないよう周囲に警告
・負傷者がいる場合は救助し救急車112を呼ぶ
・警察110に連絡
 名前、場所、どのような事故かを伝えます。
(警察の現場検証が終わるまでその場を去ってはいけません。)

駐車場などで無人の車に衝突
相手が近くにいない場合は、小さな傷なら自分の連絡先を相手の車に残し、後で連絡を待つことでOKとされる場合がありますが、正しくは警察110に連絡し、「場所、衝突した旨、相手の車のナンバー」などを伝え指示を待ちます。

正しい対処をせずにその場を去ることは「当て逃げ」とされ厳しく罰せられますので注意が必要です。

人身事故ならまずは救急車112

人身事故を起こし、負傷者がいる場合は、即座に救助してください。
まずは安全な場所に避難させ、可能な限りの介護をし、警察よりも先に救急車112を呼びます。

事故を起こした焦りで混乱し、正しく対処できない場合は、できる限り周囲の人に助けを求めるのが最善です。けが人を放置することは刑罰の対象にもなります。

車に常備しておくべきもの

ドイツでも日本同様、車を運転する際は車内に安全を守るための必要アイテムを常備する義務があります。
車内に以下のものが揃っているか、いざという時に使用できるかを今一度、確かめておくと安心です。

積載が義務付けられているもの

以下のものが車に常備されていないと、違法となり罰せられることがあります。

救急セット Erste-Hilfe-Set

2022年より救急セットにマスクが入ったものが指定されました。
TÜV認可されたものを車に積載しておきましょう。今持っているものを確認し、古いものの場合は最新のものに替えておきましょう。

救急セットに入れておくべき備品▷ADAC参考

\安心のTÜV認可/

三角表示板 Warndreieck

\車に常備must!/

安全ベスト Warnweste

乗車する人数分の安全ベスト(蛍光ベスト)を積載しなければなりません。

\コレがない無いと危険!/

車検証 Fahrzeugschein

車検証は運転の時は必ず保持する必要があります。事故や故障の際だけでなく、検問などで警察に提示を求められることがありますが、保持していない場合は罰則の対象となります。

その他

以下のものは義務ではありませんが、車に積載しておくと便利なものです。

  • 軍手
  • 交換オイル
  • 工具
  • 懐中電灯
  • スペアタイヤ など

車を運転するからには必ず正しい知識を持ち、交通ルール及びマナーを守りましょう。

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